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独立行政法人 国立健康・栄養研究所
腸内細菌と病気
大腸には有用菌(善玉菌)と病気の原因となる有害菌(悪玉菌)が生息しています。
健康の維持には, 善玉菌の繁殖を促進し, 有害菌の繁殖を抑えることが大切です。

 尿路感染症
膀胱炎の多くは細菌の感染により発症します。現在, 日本の総患者数は7万人で, うち女性の患者数6万1千人, 男性の患者数9千人と, 膀胱炎は特に女性に多い病気です(平成20年, 厚生労働省患者調査)。女性における細菌感染性の膀胱炎は, 主に糞便中に含まれる有害菌が起炎菌として尿路系組織を逆流することによって発症すると考えられています。この病気が女性に多く, 男性に少ない理由としては, 女性と男性とで, 体のつくりに違いがあるためと考えられています。糞便中には多くの腸内細菌が存在しますが, 腸内細菌の環境(有用菌)を整えることが大切です。
 肝硬変
肝硬変の患者数は5万9千人で, ウィルス性肝炎の患者数は30万人以上と報告されています(平成20年, 厚生労働省患者調査)。肝硬変の合併症に, 意識障害や昏睡といった精神神経症状を呈する肝性脳症という病気がございます。腸内細菌はアンモニアを生成させますが, このアンモニアの血中濃度の上昇が, 肝性脳症の発病の原因の1つとして考えられています。そこで, この治療法には, アンモニア産生菌(悪玉菌)を減らす目的で, ラクツロースや抗生物質を用いた治療が行われます。ラクツロースは医療用医薬品ですが, プレバイオティックの一種です。最近の研究によりますと, 肝性脳症が発症しない肝硬変において, 物忘れなどの動作性能力が低下する潜在性肝性脳症が認められるようになり, これは肝性脳症発病の前段階であると考えられています。このように, 腸内細菌(悪玉菌)は肝硬変の病勢の進展に大きく係わっています。
 大腸がん
結腸がんおよび直腸がんを併せた大腸がんの患者数は23万5千人であり, 胃がん(21万3千人), 前立腺がん(18万3千人), 乳がん(17万9千人), 肺がん(13万1千人)よりも患者数は多く, 年々増加傾向を示しています(平成20年, 厚生労働省患者調査)。最近, 米国Johns Hopkins大学医学部の研究チームは, 人の一般腸内細菌の一種であるバクテロイデス・フラギリスが大腸がんの発症に深く係わることを発表しました(Nature Medicine 15: 1016, 2009)。この腸内細菌には毒素を産生するタイプと毒素を産生しない2つのタイプがありますが, 毒素型の腸内細菌(悪玉菌)は下痢を誘発し, 大腸炎を発症させ, さらに大腸のがん化を促進することを発見しました。従来の学説では, 腸内細菌と大腸がんとの関連性は否定的でしたが, 今回の発表ではその因果関係を初めて実験的に証明したものであり, 注目されます。
 その他の病気
過敏性腸疾患, 潰瘍性大腸炎, 細菌感染性膵炎, 間質性膀胱炎, 膣感染症など, 腸内細菌と病気との因果関係が次第に明らかとなってきました。また, 抗生物質が効かなくなる多剤耐性菌の出現も社会的な問題となっています。このように, 健康の維持に, 腸内細菌の環境を整えることが一層重要となってきました。
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